初心者のための妊娠ガイド

MENU

私は妊娠するまでに、一年半不妊治療をしていました。
毎朝婦人体温計で熱を測ってグラフにつけるのはもちろん、不妊治療専門のクリニックに通って、薬と注射を使い排卵を誘発し、卵胞の状態をチェックしてもらうタイミング法の後で、二度の人工授精をして妊娠に至ったのです。
一年半という期間は、終わってみればあっという間でしたが、その時は本当に長くて辛い思いをしました。
出口が見えないトンネルとは、よく言ったもので、治療をこのまま続けていても妊娠するという保証はありませんし、妊活を卒業した人のブログを読んで、いつ線を引けばいいのか考えることもありました。
二人目不妊の方だと思いますが、幼い子供を連れて、不妊クリニックに来ている人を、本当に羨ましく思いましたし、子連れでにぎわうショッピングモールへ出かけると、帰りは必ず気分が滅入っており、当時は結構追いつめられていたと思います。
妊娠検査薬は、生理が予定日から一週間遅れてから使うようになっていますが、数日遅れるだけで検査したことも何度もあります。
検査が完了したことを示す窓には、くっきりとラインが入るものの、陽性を示す窓はいつまでも真っ白なのに、数時間経ってからも、期待してゴミ箱をのぞいてしまったりしていました。
そんなことが何度も続いたので、検査薬を使う時は、できるだけ期待しないよう自分に言い聞かせるようにしており、本当に妊娠していた時は、自分の目が信じられず、入浴中の主人に見せに行きました。